手段を選ばぬ汚いアベ政治(3)辺野古移設をゴリ押し強行

PK2015111802100034_size0安倍政権は日本が今までに経験したことのないダーティな政権である。辺野古移設でもあの手この手とあくどい手段を弄して強行している。

○ 10/14 沖縄防衛局が「私人」で不服請求、「身内」の国交相判断に

辺野古沖の埋め立て承認を沖縄県が取り消したことに対し、沖縄防衛局は行政不服審査法に基づき不服審査請求と取り消しの効力停止を国交相に申し立てた。しかし行政不服審査法は、第一条に明記されている通り「私人」を対象とし、沖縄防衛局は法の適用外のはずである。

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手段を選ばぬ汚いアベ政治(2)NHK人事に直接・露骨に介入

NHK_is_where_550安倍政権は日本が今までに経験したことのないダーティな政権である。NHK人事への介入のやり口を見てみよう。会長の人事は放送法に規定されている。 続きを読む 手段を選ばぬ汚いアベ政治(2)NHK人事に直接・露骨に介入

手段を選ばぬ汚いアベ政治(1)内閣法制局長官人事

退任直前の小松氏
退任直前の小松氏
(1)内閣法制局長官人事に禁じ手
(2)NHK人事に直接・露骨に介入
(3)辺野古移設にあらゆる手で揺さぶり
(4)都合の悪い公式文書は不作成・隠蔽・改竄
(5)これでもかのメディア工作
(6)国連(人権委員会、ユネスコ)への対応はまるで三流国

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自民党「憲法改正草案」の鎧と刃(3)怖すぎる緊急事態条項

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自民党は緊急事態条項を、最初に発議したい改憲項目の一つとして揚げている。その意味でも緊急事態条項の中身をしっかり見る必要を感じる。

権力は暴走する。安倍政権でこの言葉を実感する。暴走を辛うじて押しとどめているのは日本国憲法である。「壊憲」の悪意を持った人物が首相でも、 続きを読む 自民党「憲法改正草案」の鎧と刃(3)怖すぎる緊急事態条項

FCVの見えない未来(4)水素ステーション、ZEVクレジット

上の写真は Alternative Fueling Station Locator(代替燃料ステーション検索)サイトにて、Hydrogen(上、水素ステーション)と Electric(下、充電ステーション)を表示させたものである(2015-11-15時点)。一般客が利用可能な水素ステーションは全米でわずか12カ所のみで、うちカリフォルニア州に10カ所、ロサンジェルス周辺に8カ所が集中する。

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FCVの見えない未来(3)水素は出来の悪い電池

化石燃料からでなく、風力や太陽光など再生可能エネルギーのCO2フリー電力から電気分解で水素を作れば、水素もCO2フリーになるはずである。度々引用するエネ研の論文(pdf)によると、風力から作れば、オフサイト型で水素 1kgあたりの CO2排出量は 2.8kg-CO2/kgと少なく、FCVの CO2排出量もここまで低くなる:
2.8/91= 31g-CO2/km => ガソリン車に換算すると 75km/L相当

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FCVの見えない未来(2)エネ研の論文紹介

Fig1
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日本エネルギー経済研究所は、元は経産省資源エネルギー庁所管のエネルギー業界のシンクタンクで、どちらかと言えば水素を推進する側の立場である。2010年の論文(pdf)はたいへん興味深く、特にそのサマリー(pdf)は情報を圧縮して一般人にも分かり易く、代表的な数字【注1】を端的に提示しているので大いに参考になる。

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