FCVの見えない未来(4)水素ステーション、ZEVクレジット

上の写真は Alternative Fueling Station Locator(代替燃料ステーション検索)サイトにて、Hydrogen(上、水素ステーション)と Electric(下、充電ステーション)を表示させたものである(2015-11-15時点)。一般客が利用可能な水素ステーションは全米でわずか12カ所のみで、うちカリフォルニア州に10カ所、ロサンジェルス周辺に8カ所が集中する。

続きを読む FCVの見えない未来(4)水素ステーション、ZEVクレジット

FCVの見えない未来(3)水素は出来の悪い電池

化石燃料からでなく、風力や太陽光など再生可能エネルギーのCO2フリー電力から電気分解で水素を作れば、水素もCO2フリーになるはずである。度々引用するエネ研の論文(pdf)によると、風力から作れば、オフサイト型で水素 1kgあたりの CO2排出量は 2.8kg-CO2/kgと少なく、FCVの CO2排出量もここまで低くなる:
2.8/91= 31g-CO2/km => ガソリン車に換算すると 75km/L相当

続きを読む FCVの見えない未来(3)水素は出来の悪い電池

FCVの見えない未来(2)エネ研の論文紹介

Fig1
クリックして拡大

日本エネルギー経済研究所は、元は経産省資源エネルギー庁所管のエネルギー業界のシンクタンクで、どちらかと言えば水素を推進する側の立場である。2010年の論文(pdf)はたいへん興味深く、特にそのサマリー(pdf)は情報を圧縮して一般人にも分かり易く、代表的な数字【注1】を端的に提示しているので大いに参考になる。

続きを読む FCVの見えない未来(2)エネ研の論文紹介

FCVの見えない未来(1)高い、CO2排出減らない

miraiトヨタMiraiが発表されてから1年余り、ホンダもクラリティを 2015東京モーターショーで一般公開した。しかしFCV(燃料電池車)が今後どんどん普及するかというと、それは大いに疑問に思える。「走行コストが高い、CO2排出減らない(化石燃料由来の水素を使う限り)」ためである。

続きを読む FCVの見えない未来(1)高い、CO2排出減らない

集団的自衛権は武力介入の口実

上の画像は調査論文:集団的自衛権の援用事例(pdf)から抜粋したもの。もし小さくて見にくい場合はこちらをご参照。この論文は国立国会図書館発行の月刊調査論文集『レファレンス』No.770(2015年3月)に掲載されている。

続きを読む 集団的自衛権は武力介入の口実

大日本帝国は日本の歴史・文化・伝統上の例外で、大失敗例

IseShrine日本会議や神政連が「皇室を中心に、同じ歴史、文化、伝統を共有」、「日本の歴史と国柄を踏まえた新憲法」などと言うとき、想定しているのは大日本帝国であろう。しかし大日本帝国は日本史上の特異な一時期であり、本来の日本の歴史・文化・伝統とはかけ離れた例外であり、回帰すべきものではなく、特大の失敗例であることをはっきりさせたい。

続きを読む 大日本帝国は日本の歴史・文化・伝統上の例外で、大失敗例

自民党と日本会議は表裏一体:日本会議の系譜と年表

第二次安倍内閣閣僚の大半が日本会議であることを示す上の写真はネットでは有名だが(元ソース不明)、日本会議の内実は分かりにくい。街頭行動のような一般向け活動はあまり行わず、大手メディアの報道は少ない。最も参考になるのは: 続きを読む 自民党と日本会議は表裏一体:日本会議の系譜と年表

自民党の2大支持団体:神政連と日本会議、現行憲法への強い反感

なぜ、この2団体にかくも多くの自民党議員が懇談会メンバーとして名を連ねるのか? 自民党を支持する団体は多々あるが、それらの多くは「与党」支持団体であることを、野党に下った時に自民党は初めて認識した。 続きを読む 自民党の2大支持団体:神政連と日本会議、現行憲法への強い反感

自民党の2大支持団体:神政連と日本会議、その主張

自民党があのような憲法改正草案(「草案」)を出す背景は何か? 誰があのような「草案」を支持するのか? その答えは2つの主要支持団体、神政連(神道政治連盟)と日本会議の主張を知れば自明となる。 続きを読む 自民党の2大支持団体:神政連と日本会議、その主張

もしも9条なかりせば・・・

img_2歴史に if はないが、もしも9条がなかったとすれば、日本はどうなっていただろうか? 憲法制定時からの状況を思い出しつつ想像するのはたいへん興味深い。しかし中国(国民党)、フィリピン、オーストラリアなどが日本の再軍備を強く警戒していた当時の状況からすれば、「9条がそっくり無い」のは全く非現実的である。 続きを読む もしも9条なかりせば・・・