中1道徳教科書8社読み比べ

今年は中学道徳教科書を新採択とのことで、検定合格した8社の1年生向け8冊を、教科書展示会に通って一通り読んでみた。その結果は:

・光村図書    +8
・日本文教出版  -2
・東京書籍    -3
・廣済堂あかつき -5
・教育出版    -6
・学研教育みらい -6
・学校図書    -8
・日本教科書   -14

数字は[ポジティブ評価した教材数 - ネガティブ評価した教材数]。
詳細は「コメント集」を読んで頂きたい。上記評価順に、各社に2ページを割いている。各教材の内容をおおよそ推測できるよう努めて、コメントを付している。結果的に、教材の1/3ぐらいをポジティブないしネガティブと評価した。他はニュートラルとするが、特に関心を持ったものは、それらにもコメントしている。

「教育も日本国憲法に則って行われるべき」という原則だけを念頭に、筆者の評価傾向というか、だいたいの評価基準は以下の通り。

○ ポジティブ方向に評価する内容:

+ 「個人の尊重」や個性に関するもの
+ 自立した人格像を提示するもの
+ 価値観の多様性や一般人の実際の意見を取り上げたもの
+ 幅広い可能性を示唆するもの
+ ユニークなもの、創造的なもの

▼ ネガティブ方向に評価する内容:

– ありがちな好ましくない例だけを示し、好ましい例を示さないもの
(イジメ、意思疎通などで、「よくあること、仕方ない」との印象を残す懸念あり)
– 固定的な価値観の一方的な押しつけと感じられるもの
– 政治的、思想的意図が感じられるもの
– 現実味が乏しいと感じられるもの(状況設定の不自然さなど、昔話は許容)
– 文章がわかりにくいもの

2018/7/4)廣済堂あかつきの評価集計に間違いがあったのを訂正。


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