対韓輸出規制、日本にマイナスばかりの愚行

https://pulsenews.co.kr より

7/1、政府は唐突に、韓国への半導体材料の輸出管理を厳しくすると発表した。フッ化ポリイミド、レジスト、(超高純度)フッ化水素の3品目につき、輸出ごとに審査・許可する方式に切り替える。この3品目は日本企業が9割超の世界シェアを持ち、もし輸出が滞ると韓国の主力産業である半導体、ディスプレイ業界に深刻な影響がある。主な顧客企業は、Samsung電子、LGエレクトロニクス、SK Hynixなどである。 続きを読む 対韓輸出規制、日本にマイナスばかりの愚行

日本に健全な民主主義を

安倍政権は憲法を壊し、統治機構を壊し、民主主義を壊している。安倍政権を倒した後も、日本に健全な民主主義を取り戻し発展させるため、継続的にやるべきことが山積している。たんに破壊を修復する対症療法だけでなく、ボトムアップの経済、報道の自由、主権者教育など根本的な対処が必要であり、安倍政治的な悪い芽を封じることにも直結する。これらをマンダラートの手法に習い、8カテゴリー×8項目のテキストにまとめた。マンダラート版はこちらで、ほぼ下の画像の通り。

クリックして拡大

続きを読む 日本に健全な民主主義を

自衛隊を憲法に明記してはいけない! 明治憲法の欠陥に学べ

(1) 国家の目的は国民の人権を護ること。最悪の人権侵害である戦争を避ける手段の一つが自衛隊だが、それは最後の手段であり、効果/費用が悪く、人権を護る目的に反する面もある。

(2) 憲法に明記すれば、三権に次ぐ特別な地位を自衛隊に与えることになる。歴史の教訓は、それは避けるべきことと教えている。


続きを読む 自衛隊を憲法に明記してはいけない! 明治憲法の欠陥に学べ

デタラメな安倍外交、対米追随と反中国でドツボに

安倍政権の外交は、特に昨秋から失態続きで、驚くほどお粗末である。外務省の言うことを聞かずに、安倍本人の判断で暴走しているようだが、ことごとく裏目に出ている。 本稿はそれらを纏める。

米大統領選挙ではヒラリーが当選すると決めつけ、9月にはヒラリーにだけ会うという前例のない行動をとった。あからさまなヒラリー応援であり、トランプ陣営を怒らせたに違いない。読みが外れてトランプが当選したら、大慌てで会談を早々と設定する。コネがないので、韓国統一教会関係者経由でアポを取ったと言われる。宗主国の予想外の後継者に慌てる属国さながらの無様な動きだ。

Trump2WithdrawTPP
就任日にTPP離脱と言明するトランプ

安倍はトランプと特にTPPに付いてはしっかり話をしたはずだが、その数日後のAPEC終了直後に、トランプはビデオメッセージを発表し、かねての公約通りに大統領就任日のTPP離脱を表明した(実際に、トランプ新大統領はその通りに実行した)。日本を含むTPP参加国に当て付けたようなタイミングであり、安倍を完全にコケにして意趣返しした。 続きを読む デタラメな安倍外交、対米追随と反中国でドツボに

辺野古新基地は不要:普天間は返還可能

  • Henoko_airview
    引用元 http://hirotsu-motoko.com

    海兵隊は抑止力ではない

  • 沖縄は海兵隊の訓練地の一つに過ぎない
  • 米国は海兵隊を再配備/リストラしたい
  • 訓練地が仮想敵国に近いのはマズい
  • 東南/南アジアに重点配備したい
  • 米側本音は、沖縄の民意尊重で新基地なしでも可

続きを読む 辺野古新基地は不要:普天間は返還可能

南沙諸島領有権と埋め立て問題:知能ヤクザとの綱引き

中国の埋め立てだけが大きく取り上げられているが、南シナ海の南沙諸島領有権問題は目眩がするほど複雑である。まずはサムネイル画像をクリックして、Wikiのオリジナル画像「各国領有状況及び領有権主張線の図」(2596 × 2186pix)をじっくり見て頂きたい。実効支配状況を以下にまとめる。

南沙群島2012

<< 南沙諸島の実効支配状況 >>
     (島、岩礁・砂州、低潮高地)
  • 台湾   (1+*、0、0)  * は滑走路
  • フィリピン(5+*、2、0)
  • ベトナム (5+*、2、1)
  • マレーシア(1+*、1、1)
  • 中国   (0、2、5+1)、+1は「浅瀬」

続きを読む 南沙諸島領有権と埋め立て問題:知能ヤクザとの綱引き

東シナ海の中国ガス田開発:中国は日本主張の中間線を守っている

gas_well7/22 日本政府は唐突に、東シナ海の中国ガス田開発の写真を公開し、海洋プラットホームが2013年から一気に増えて4→16本にもなっていると明らかにした。マップは最下段に掲載。

続きを読む 東シナ海の中国ガス田開発:中国は日本主張の中間線を守っている

尖閣問題:中国の揺さぶり作戦をしっかり押し返した状態

senkaku「尖閣諸島周辺では中国の領海侵入が繰り返され」るようになった経緯を明らかにするために、尖閣諸島に関わる最近の主な動きを拾うと: 続きを読む 尖閣問題:中国の揺さぶり作戦をしっかり押し返した状態

中国の脅威と安保法制の無関連

ヘルマン・ゲーリング「戦争を望まない国民を望むようにさせるのは簡単です。国民に向かって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り、平和主義者に対しては愛国心が欠けていると非難すればよいのです」 続きを読む 中国の脅威と安保法制の無関連