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「立憲主義」:憲法は国家の権力を制限して国民の自由や権利を保障するためにある


「憲法とは主権者たる国民が権力者を縛るためにある(だから国民の権利の記載は多く義務は少ない)」と繰り返し憲法学者に言われると、現行憲法が妙に頼もしく思える。先の大戦で310万人の犠牲者を出した末に、日本国民が獲得した最も貴重なものとも言える。 続きを読む 「立憲主義」:憲法は国家の権力を制限して国民の自由や権利を保障するためにある

小林節氏、自民党は「明治憲法の復活」を指向している

6/4衆議院憲法審査会(写真)で戦争法案を違憲と断じた参考人の一人・小林節氏(憲法学者、慶大名誉教授)は、実は限定的な集団的自衛権を認める改憲を唱えていた。改憲論者ゆえに自民党から近づかれ、長らく自民党のブレーンを務めていた。その彼が「安倍的“壊憲”」など痛烈な批判を浴びせて反対派の急先鋒に回ったのはなぜなのか? 続きを読む 小林節氏、自民党は「明治憲法の復活」を指向している

宮崎礼壱氏は、法制局組織を賭して集団的自衛権合憲化要求を阻止していた(2006年)

MiyazakiR宮崎礼壱(れいいち)氏は第一次安倍政権時の内閣法制局長官で、本人談によると、安倍首相は就任するとすぐに集団的自衛権行使を合憲化するよう強く圧力を掛けてきた。もちろん合憲化の余地は一切なく、それでも強要するならば彼を含む法制局全員は辞任すると強く抵抗して、ようやく安倍は諦めたとのこと。

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小西洋之(著)「私たちの平和憲法と解釈改憲のからくり」

KonishiBookこの本は「集団的自衛権行使は憲法違反」であることをとことん論じて懇切丁寧すぎるくらいに説明している。安倍政権の極めてお粗末な合憲主張を完璧無比に論破している。資料集としても有用。

1972年の政府答弁に有名な一節がある。自衛の措置の容認条件として:

『外国の【○○○○○○○】武力攻撃によって国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆されるという急迫、不正の事態に対処し・・・』

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安保法制に対する見解まとめ

■ 集団的自衛権行使は憲法違反

・集団的自衛権行使とは「自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力で阻止すること」

・集団的自衛権とは「自国防衛以外の理由で戦争する権利」とも言える(実際、国連に報告された実例の大半で「軍事介入の口実」として使われた) 続きを読む 安保法制に対する見解まとめ